「自信」ってどうやってつくと思いますか?
いろいろなことを思いつきますよね。
過去に、こんな説明を私はしていますが、
自信は結構よく聞くことばなんですが、心理学では出てきません。
そのくらい曖昧で複合的なことばということです。
で、よく聞くのは冒頭で書いたこんな方法ですよね。
で、先日の研修でこれとは全く違うアプローチを学んできました!!
それは臨床動作法という「体にアプローチ」する方法です。
臨床動作法という日本で生まれた心理療法です。
でね、この臨床動作法。
どこにアプローチするかというと身体。
そう。
身体なんです。
私はこれを初めて学んだのが8年前で(え!もうそんなに!自分で書いて驚く)
もう、びっくりしてしまって、すぐに学会に入らせていただきました。
先生によると、
身体の使い方にはその人の生活や習慣が出る。
つまり、生き方が出る。
ということなんだそうです。
それで、自信の話ですが。
普段何気なく立ったり、座ったり、歩いたり、走ったりしていますが、その立つという動作をもっと意識してしっかり立ってみる。
そうやってしっかり立てることで、
心許なかったり、不安を感じていたり、人と目が合わせられなかったりする状況が変化する。
ということが起きるようです。
事実私もやってみました。
モニターとして、先生にやってもらったので、もうすごいのなんのって!!
「わ!立ってる!」と本当に思えました。
「これは自信つくわ~!」って。
事実、
やる前にはちょっと軽く押されただけでふらついていた足元が全く動じなくなりましたし、
人と目を合わせてもしんどくない、すぐにそらさなくても見られるようになりました。
話をするのが難しい子どもさんや、
頭の中のことだけじゃなくて身体にもアプローチしてみることで、より効果がありそうな子どもさん、
ストレスの多い親御さんにはこちらの身体にアプローチする方法がおすすめです。
うまく説明できてませんが、身体をどんな風に動かしているか?というのは、思いの外私達の心に影響しているようです。
日常の中で、今一度自分の身体の使い方について意識を向けてみてください。
家に帰って、夫で練習しました。
すると、やはりしっかり倒れずに立てました。
その後、仕事で字を書いて
「え いつもより字がキレイになった!(当社比)」と思ったそうです。
字もキレイになるのか~。
確かにそうかもしれないな~。
ちなみに、以前、不安や緊張の強いADHD傾向の強い子どもさんに3ヶ月くらい試したところ、
学校での緊張場面でうまく対処できることが増えたり、あまりやりたくないことに対してでも集中時間が伸びたりしました。
(他の要因もあるとは思いますが)
そんなこんなで、積極的に利用していきたいと思っています。
まとめ
2018年には「お母さんのための心理学講座」を毎月1回やろうと思います。
お家で使える身近でわかりやすい心理学をご紹介したり、
短大で教えている「コミュニケーション心理学」や看護学校で教えている「患者の心理」の中から
「知っていると子育てにも使えるぞ!」というものを中心にお伝えしていきます。
今日も読んでいただきありがとうございます。