先日、南雲明彦さんの講演会に行ってきました。
(ここでのお話のレビューはまた書きます)
講演を聞いて強く思ったし、確信したのは
そんな風に心の底から思っている子どもはいないということ。
(講演を聞きながら描いたマインドマップ)
こないだロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが青山学院大学を受験する番組で、淳さんが初めて過去問で96点を取ったんです。
その時に言ったセリフがこちら
高校を卒業してすでに26年経過しているんですが、これまでにこんな点数を取ったことなく、仕事でも100点を目指したこと無かったそうです💯
それでも、こうやって勉強して良い点数を取って出て来ることばは
「かあちゃんに見せてやりたい」
なんですよね。(私、ここで涙が)
淳さんは、LDというわけではないですが、
きっと、少しずつ少しずつ「わかる」とか「できる」を諦めてしまって、
わからないということに少しずつ慣れていってしまって、
自分自身は「勉強ができないバカなんだ」と思い込むことにしてしまったんでしょうね…。
そんな子が本当に本当にたくさんいます。
毎日毎日5時間も6時間も繰り返し繰り返し、そんな思いを抱えながら過ごして
いつの間にか、
「自分はバカなんだ」
と思い込むんですね…。
パッと見わからないだけで、クラスに1~2人いるんです。(日本では4.5%と言われています)
周りにわからないようにバレないように頑張っているのかもしれません。
わからないなら、いっそのことやらないことにして、寝ていたり、教室に入らなかったり、しているかもしれません。
そういう子どもたちと一緒に、自分に合った勉強のしかたを一緒に考えるのが私の仕事です。
実は私たちは、一人ひとり学び方とかわかりやすさとかが全く違うんです。
同じやり方で馴染んでいる人でも、より自分に合ったやり方が別にあるということです。
こじらせると
こんなことが起きます。
こういうのを2次障害といいます。
一人ひとり違うのでいろいろなことを試して、合うものを探していきます。
ある人が合っていたからってその人にも合うとは限らないからです。
本当にやってみて、本人にどうだったか教えてもらわないとわからない。
でも、やっぱり忘れてはいけないのは、どの子もみんなわかるは嬉しいということ。
ココをしっかり抑えて続けたいと思います。
まとめ
「わかりたい」と言えるうちにいろいろ試してみよう
言えなくなってしまっていたら、信頼関係から築いていこう
今日も読んでいただきありがとうございます。