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イライラガミガミ母さんはもう卒業したい!(ドラマ「嫌われる勇気」第2話) 2017年1月公開記事

2022/08/17

あなたは、誰に対して一番怒っていますか~?

  • 子ども
  • 職場のあの人
  • 親とか
  • 近所の人とか

いろいろありますね。


私も以前はかなりのイライラガミガミ母さん。


でも、

何が一番イヤかというと、本当は怒りたいわけじゃなのに怒ってしまったこと、にいちいち落ち込んでしまうこと…。


このブログでも書いていますが、


思春期が来る前に!子どもの心を伸ばすために必要なこと 2016年10月公開記事|きらぼしstudy online 今日は本のご紹介「子どもの脳を伸ばす「しつけ」」Amazonリンク子どもが悪さをしたり、かんしゃくを起こしたりしたとき、親は「どう」すべきか?脳科学と心理学を応用した精神療法を実践してきた著者らが、子どもの脳と心を成長させる「しつけ」の具体...
 


実は怒りは自分で選んでいるんです。


ドラマ「嫌われる勇気」第2話では大文字教授がこんなことを言ってました。



そう。

よく、感情は止められない、と思いますよね。


でも、アドラー心理学では、感情は自分の目的を達成するために使われる道具だ、と言っています。

『怒りたいから怒っている』


怒ると場をコントロールできるから、言うことを聞かせられるという目的を達成しやすくなる。

だから、怒っている。

のかもしれませんよ…。


ところで、アドラーは怒りは2次感情だと言っています。

ということは怒りの前に別の感情(1次感情)があって、それが時間を置いたり、いくつも蓄積することで怒りになるってことです。


図で説明するとこうです。

1次感情:寂しさ・悲しさ・落ち込み・不安・心配・傷つき

時間を置く・いくつも蓄積する

2次感情:怒り

今回の犯人(あ、ネタバレしますけど)



竹内純平は、恋人成美さんの死の悲しみ・傷つき・寂しさを、



1年間何度も何度も反芻していくことで、



殺人を犯すほどの怒りとして成長させてしまったんですね。

元上司の市川を復讐という形で殺すことで、自分が助けられなかった恋人への自責の念を見ないようにしたい、という目的を達成しようとした。

ということです。


でも、それは



まさに、これですね。


自分を責めないための言い訳を探して、市川を憎むということに逃げていたといえるでしょう。


どうでしょう?


あなたはイライラガミガミ母さんをやめることも、やめないこともできます。

どちらを選んでもいいんです。


でも、大事なのは

1次感情:寂しさ・悲しさ・落ち込み・不安・心配・傷つき をためないこと。


素直になること。


怒りで示すのではなく、自分の一次感情を説明すること。


お母さん、○○くんがそうすると悲しいんだ。

お母さん、お話してるときにテレビ見られると、どうでもいい人って言われている気がして寂しい気持ちになるな。


そんな風に1次感情を伝えてみてはいかがでしょう(子どもにだけじゃなく夫にも、友達にも)。


ま、でもね。


イライラガミガミ母さんも時には必要ですよ。


その後、笑いにできるといいですね。



今日も読んでいただきありがとうございます。

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