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「もっと理不尽に育ててほしかった」息子からの子育て通信簿

2026/03/25
「もっと理不尽に育ててほしかった」息子からの子育て通信簿

「もっと理不尽な育てられ方をしたかった」

これが、息子からの17年分の子育ての通信簿でした(笑)

 

 

昨今の子育てでは、子どもに強制的に何かをさせることは、あまり良いものとされない傾向があります。

 

私が子どもの頃(昭和56年・1981年生まれなので、だいたい30〜40年前くらいでしょうか)は、先生は竹刀を持って歩いていたし、男子はビンタされていました。

 

友達でも、親の言うことを聞かなかったら

外に出されて家に入れてもらえないとか、

部屋に閉じ込められるとか、

そういうことが当たり前にありました。

 

私にとっても、親は「逆らえない怖い存在」でした。

 

皆さんの子どもの頃はいかがだったでしょうか?

 

 

それが今では非常識となり、

子どもの人権が守られるようになり、

 

親は怖い存在ではなく

子どもに寄り添い、守る存在として

受け止められるようになりました。

 

少なくとも、表面上は。

 

 

私が息子を産んだのは17年前。

 

私は、自分の育てられ方がとても「わかりにくかった」と感じていました。

 

そのせいで、余計なエネルギーをたくさん使ったな…と思っていました。

 

だから、

「子どもにはそれはやらないでおこう」

「できるだけわかりやすく育てよう」

 

そう考えて、 

  • 人権を尊重すること
  • 自分の考えを言えること
  • 人間として対等であること 

このあたりを意識して育ててきました。

 

 

…とはいえ、もちろん全部うまくできたわけではありません。

 

 

「こんなふうに育てたいんじゃないのに……」

と涙したことも何度もあります。

 

ちなみに、私が息子にキレて

ノートパソコンを窓から投げ捨てたエピソードは

なぜか受講生さんを勇気づけているようです(笑)

 

 

息子は、

ものすごく突出したところがあるわけでもなく、

特別に賢いわけでもなく、

察する力がすごく高いわけでもありません。

 

でも、

優しくて

公平で

事実を重んじて

人を一方的にジャッジしない。

 

一人ひとりの良いところも、

自分とは合わないところも、

「そういう人なんだな」と

そのまま受け取れる人に育っているように思います。

 

 

さて、そんな息子も

もうすぐ17歳。

 

家を出て寮で生活し、

たくさんの同級生と暮らす中で、

 

「自分は周りとちょっと違う」

 

ということに気づいたようです。

 

思春期らしい気づきです。

メタ認知が育ってきたのだと思います。

 

 

その中で、 

  • 自分の経験値の少なさ
  • 段取り力のなさ

そんなところにも気づいたようです。

 

 

そして、

「このままだと友達に迷惑をかけてしまうんじゃないか」

「嫌われてしまうんじゃないか」

と、ちょっと戦々恐々としている様子。

 

 

そして行き着いた結論が、

 


うちはあまりにも民主的すぎて、

親の理不尽な強制力がなかったから

みんなと違ってしまったんじゃないか?

というものでした。

 

そして出てきた言葉が、冒頭のこれです。

「もっと理不尽な育てられ方をしたかった」

 

これが、息子からの

17年分の子育ての通信簿でした(笑)。

 

こんな話が普通にできる。

 

それだけで、私は

「やっぱり民主的な子育てでよかったな」

と思っています。

 

とはいえ、息子本人は

それなりに悩んだり、自信が揺らいだりしているようですが。

 

 

さて、長くなりましたが

タイトルに戻りましょう。

 

子どもへの強制力は、あっても良い。

私はそう思っています。

 

ただし条件があります。

 

嫌味を言わないこと。

当てこすりをしないこと。

人前で、謙遜のように見せかけた貶めをしないこと。

 

子どもはやはり、 

  • 視野がまだ狭い
  • 先を見通す力が弱い
  • これから何が起きるか想像する力も少ない
  • 経験値も少ない 

そういう存在です。

 

だからこそ、

親の介入や、ある程度の強制力は必要だと思います。

 

逆に、必要ないのは

「わかりにくい関わり方」です。 

  • 嫌味
  • 当てこすり
  • 人前での貶め
  • 取り引きや駆け引き 

こういうものが入ると、

子どもは本当に混乱します。

 

そのためには、

大人の方に

「自分の気持ちに気づく力」

が必要です。

 

ところが、この力は

今かなり衰えているように思います。

 

なぜかというと、私たちは


理不尽を受け入れて

相手を怒らせないようにして

反省している“ふう”を見せて

様子をうかがいながら

余計なことを言わないようにして

 

ずっと「相手ありき」で

自分の態度を決めて生きてきたからです。

 

人のために人生を生きていると、

自分の「感じ」がわからなくなります。

 

 

まずは、

「寂しい」

「悲しい」

「恥ずかしい」

「認めるのがつらい」

 

そんな自分の素直な気持ちを

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