子どもさん、言うことききます!?
うちの息子は~まあ、基本は口答えというか屁理屈とかこねてますねぇ…。
でも、それにイライラしなくなったのも最近のこと。
それでも、時々私のほうがあんまりにも我慢できなくなってしまって
ちょっとさ~、優しく言うとるうちになんとかせんと、あとで困ったことになるよ?
と言うこともあります。
で、うち妹のところのめいっこ2歳。
魔のイヤイヤ期の2歳です。
うちの息子のイヤイヤ期があんまり思い出せないんですが、まあとにかく息子がイヤイヤ言う前に私の方がガミガミ言っていたきがします…。
こないだ妹とLINEで話してて
さすが!
魔の二歳児
やるね!
確かに、こないだ私が泊まったときも
〇ちゃん、歯磨いてあげるけぇ、おいで!
って言ったんですが、きゃっきゃ言って逃げて、させてくれず。
私は他人だから
かわえぇなぁ。
と思って見てますが、
これが母で我が子だったら はらわた煮えくり返りそうになることもしょっちゅうだろうな~。
と妹の苦労を偲んだのでした。
でも、その後来たんですよ。
私は何回か言ってみてダメだったから、ほっといてスマホを見てたんですが、
自分から、歯ブラシを持って来て
「やって!」
って
可愛いですよね~!
だけど、これが親だったら
妹 冷たかったと言うより、言うことを聞かんくせに甘えんな!ってなる。
となるそうで。
まあ、そうですよね。
こっちだって、忙しい中いろいろやっとるんよ。
それなのに、自分の都合だけで人を振り回してからに!
どういうつもりなんね⁈
こういった心境だろうと思います。
最初の自分が声をかけたときに、「はい」って言って来とけばよかったのに、なんなん今更⁈
と、なりますよね。
でも、まあ子どもはその時気分じゃなかったんでしょう…。
でね、子どもは自分のことを見てほしいし、かまってほしいんですよね。
特に、めいっこは1歳の妹ができたし。
お母さんの注目が自分にずっとじゃないことぐらい気づいています。
で、自分に注目がくるようにするにはどうしたらいいか。
それは、
『長引かせること』
です。
大人はね、考えますよ。
「優しい対応と冷たい対応だったらどっちがいいかなんてわかりきっているだろう?」
でも、全体量としての対応が少なかったら「質より量」になるんです。
つまり、「優しい」とか「冷たい」よりも「もっとずっと私に意識を向けて」です。
こういうのを
ストローク飢餓
といいます。
でね、妹にこう伝えました。
ツンはほっとく、デレはすかさず対応
特に、めいっこはシャイなので自分から言葉を発さず、相手が察してくれるのを待つ傾向があります。
だから、自分から言ってきたときは絶対に捕まえて、
全力で
言ってくれたけぇわかったよ~!
ありがと~!
とすかさず対応します。
ツンのときに無理強いするとパワーコントロールをお互いとろうとして、どっちも譲らず、どっちかが泣くかブチギレるかの結果になります。
もう仕事に行かなくちゃのときは抱えてでも出ないといけないかもしれませんが、
もし、お家でわりと余裕があるときだったら、ツンのときは
OK~。じゃあ、気が向いたら声かけてね~。
で、自分の好きなことをやってたらいいこともあります。
まあ、1日や2日食べなくても死なないし、歯磨きもやらなくても2.3日は大丈夫ですしね。
「人間育ててるんだから、難しくて当たり前。」
母がいつも何度も言ってくれたことばです。
ほんっとそうですよね~。
子育てなんて、本当に費用対効果悪いし、割に合わない。
でも、面白いな~って思います。
子どもであっても他人です。
研究者になった気持ちで観察してみるといいかもしれません。
自分から言えないのはシャイかもしれないし、
言葉がまだまだ少ないからかもしれません。
でも、言えたときを捕まえて褒めていたら
『言う=気持ちいい』
になります。
だから、ツンのときむりやりで、デレで突き放すと
ますます言えない、やらない子になるんですね。
うまくいったとき、また次も再現できるようになにがポイントだったか分解してみるといいかもしれません。
まとめ
今回のは決して、子どもに言うことをきかせる方法ではありません。
子どもと気持ちのいい関係を作るには、です。
子どもが言うことをきかないのは「ストローク飢餓」なのかも…。
ツンはほっといて、デレに全力で応えてみると、「自分から動くって気持ちいい」と子どもにインプットされていきます。
そうすると、自分から言える=親が言わなくても済む子になっていきます。
まあ、ケースバイケースですから全員じゃないですけどね~。
うちの子はなにがポイントなのかな~、と観察して見てくださいね!