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テストの点がいまいち伸び悩む子の特徴 2019年8月公開記事

2023/10/18


最近、何人かに同じ話をしたので、

ブログにも改めて書いておこうかと思います。


結論から言います。


テストの点がイマイチ伸び悩む。

その原因は!!

問題用紙がきれいすぎる!!


これです。


たしかに、私にも

何のメモもなしで、暗算で計算できる自分、かっこいい
メモしなくても覚えておける自分、かっこいい

そんな風に思っていた頃がありました。

だけど、これは間違いだったのです。

問題用紙にメモをしない=脳に無駄なエネルギーを使わせ、疲れさせている

本当にただそれだけです。

お疲れさまでした。


一応説明すると、メモをしないと、頭の中に覚えておかなければいけません。


たとえ、17-9という単純な引き算だったとしても、

答えを覚えていないなら、それは一時的に頭の中に覚えておくという作業をやっています。


その「一時的に頭の中に覚えておく」という作業のためには

脳の中の「ワーキングメモリ」というところを使います。


ただ、ワーキングメモリは、スマホの容量みたいなもので

限界があるんです。


なので、頭の中で計算するということは、

すでに、いろいろなアプリが立ち上がっているにも関わらず

さらにアプリを立ち上げるようなもの…。



スマホ同様、負担がかかり過ぎて、動きが鈍くなってしまいます…。

頭の中を軽く、サクサク動かすには、

なるべく、余計なことは考えない

これが一番!


そうなると、考えたこと、取り入れた情報は問題用紙に書き込むのが一番です。

ていうか、それしかない。


とにかく、

問題用紙はしっかり書き込みして、情報を入れたほうが脳の負担が少ない

のです。


そうすると、自然と考えた過程が残るので、

見直しも楽だし、

ミスしたときも、どこでミスしたか見つけやすいのです。


ただ、この方法が合わない場合が2つあります。

自分の実力よりはるか下の簡単すぎる問題をやっているとき。

例えば、3×4=12をわざわざ3×4=3+3+3+3=12と書く人はいないでしょう。

すでに覚えているような簡単すぎることをわざわざメモるのは意味がありません。

すべてのことを覚えておける特殊能力を持っている場合。

言わずもがなですが、全部覚えていても脳がサクサク動くくらいメモリが余っているなら書く必要はありません。

まあ、そういう人の点が伸び悩むなんてことがあれば…の話ですが。


私の経験上、メモを書かない人のほとんどが

  • メモを書くのはダサいと思っている
  • メモするのはめんどくさいと思っている

のどちらかです。


そして、どちらの人も、それによってより自分の脳に余計なエネルギーと負担とそして、時間をかけた割に

何の成果も得られない、という状況に陥っています。


あなたの脳は、大したことないです。

メモリが少ないです。

スマホで言ったら8Gしかないようなものです。


それなのに、あなたがやろうとしていることは64Gのメモリを搭載したスマホと同じくらいアプリを立ち上げ、さらにサクサク動かそうとしている、というような愚行です。

あなたの脳にメモリがないなら、紙に書くのが一番少しのエネルギーで多くの結果を残せるのです。


だから、考えたことを今すぐ、問題用紙に書き込むのです。


数学なら、移行したならそのメモを、計算したなら筆算を、長さやモノの量を。

英語なら、主語と動詞に印を。

古典なら、登場人物と会話に印を、繰り返されるキーワードを。

社会、理科なら、読み取った情報を。

今すぐ問題用紙にメモをするのです。


他にもいろいろポイントはあるけど、これを徹底してやることで、

今までより少なくとも20点は上がるでしょう。


ただ、狙い通りのことが書けているかどうかわからない人は、

自分よりできる人に自分のメモが的を射たものかどうか、チェック✔してもらうのが懸命です。


なぜなら、あなたの脳は8Gだからです。


スマホは、時間経過による技術革新と買い替えによってメモリが多いものに買い換えることができますが、

人間の脳は、そうたやすくメモリを増やすことはできません。


ただ、必要なものと必要でないものを区別し、

脳に多くの体験をさせることで、

処理速度が大きく伸びます。


これを学習と言います。


メモすることは、あなたの脳を最適化するのに必要な作業です。

さあ、書きましょう。


まとめ


とにかく、脳に無駄なエネルギーを使わせるな。

ラクをするにはまず、書くこと。


今日も読んでいただきありがとうございます。

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