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子どもが発達障がい・不登校でしんどくなっているお母さんの共通点! 2017年5月公開記事

2022/09/05

先々週から看護学校での授業が始まりました。



看護学校では「患者の心理」という授業を受け持っています。


看護師さんのような医療従事者や教員、そしてカウンセラーといった、

人とまるごと関わるお仕事をしていると、心が疲れ切ってしまうことがあります。


それは、自分の力が何にも及んでいないという疲労感です。


仕事で成果が得られないと

役に立てていない(貢献感の不足)

自分には力がない(自己効力感の低下)

自分はダメだ(自己肯定感の低下)

という考えに陥りがちになります。


こういう風に考えてしまうと、どんどん、自分の意欲もなくなっていくし

自分がどんどん削り取られている感覚になったりします。


そして、

「自分が何をやっても誰の役にも立たないし、自分の仕事で誰かを助けているわけでもないし。」

「なんだか、だんだん人と接しているのも作業みたいになってる…。」

「人って言っても、どうせ、ものみたいなもんだしな…。」

という思いでいっぱいになってしまいます。


これを「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」といいます。


バーンアウトとは,マスラックMaslach,Cの定義によると 

「長期間にわたり人に援助する過程で心的エネルギーが絶えず過度に要求された結果、極度の心身の疲労と感情の枯渇を主とする症候群であり,卑下,自己嫌悪,感心や思いやりの喪失を伴う状態」とされている。


医学書院 「専門基礎[4]患者の心理p.115 より引用

 よく、何かをやりきった時に、ちょっと腑抜けになる状態を「燃え尽き症候群」みたいな言い方しますが、それとは違います。


人と関わる仕事の中で、長い時間一人でなんとかしようと頑張り過ぎて、精根尽き果ててしまった状態と言えます。


どうですか?


そもそも「燃え尽き症候群」というのは、対人援助の仕事をしている人に向けて使っていた言葉ですが、

こういうのって家の中でもありますよね。


特に、不登校の子どもさんがいるお母さん、発達障がいの子どもさんがいるお母さん。


疲れ切って

「自分は何も役に立てていない。」

「何をやっても全然うまくいかない」

「私なんていないほうがみんなに迷惑かけないですむかもしれない」

そんな風に思っているとしたら、かなりお疲れです。


ちょっと、肩をぎゅーっと耳にくっつくくらい上げて、すと~んと落としてみてください。

×3回くらい。


ふくらはぎをムギュムギュしたり、温かいタオルを目の上に乗っけてしばらくぼ~っとしたり、その場でぴょんぴょん跳んでみるのもいいですよ



やってみてくださいね。


ちなみに、バーンアウト傾向にあるかどうかは、こちらのサイトからチェックできます。(わかりやすかったです)

あくまでも補助的にご使用ください。

燃え尽き症候群かどうかチェックするツール「MBI」せせらぎメンタルクリニック



今日も読んでいただきありがとうございます。

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